IRに電話したけど…  4686ジャストシステム

2019-09-24

家庭学習 教育 四季報 資産運用 通信教育 日本株 分析

投資は身近な変化から。


という言葉を聞いたことはありますか?

流行や新しいサービスをキャッチしてそれに身近な変化を感じられたなら、そのサービスを提供している企業や販売元、関連企業を「生活者の視点」で調べ投資に活かすといい。

といったような意味の言葉です。

機関投資家のような情報を得られて、それを正しく分析するのは個人では中々難しいですよね。

なので、身近な株に投資したらいいよと昔の偉い人が言ったんですね。(これ、元々誰の言葉ですか?)

テーマ株


直近で有名なところだと、

・タピオカ関連で
3038神戸物産

・ドラゴンクエストウォーク関連で
9684スクウェア・エニックス・ホールディングス
3668コロプラ

がテーマ株として話題になりましたよね。

あ、
もちろん私はDQウォークやってても株は買ってませんが( ;∀;)

でも、
「なんだー!それなら簡単じゃない!私にも出来そうね。」

と思った人も多いのでは?

そう...

投資は身近な変化から

大事なことだったので思わず2回言ってしまいました

ということは前から知っていたのですが、そんなこと言ったってちゃんと調べて投資に活かせる人もほんの一握り!

日頃から高めにアンテナを張って、引っかかった銘柄は即調べる癖を... って思いつつ私は出来てません。

スマイルゼミ

ジャストシステムという会社をご存じですか?

最近よく耳にする機会が増えた通信教育のスマイルゼミもジャストシステムです。

3年前から知っていたのに

娘が幼稚園の時に家庭で使える教材を探していてスマイルゼミの存在を知りました。

当時は認知度も低く、まだ導入している家庭も少なかったので周りでスマイルゼミをやっている家庭はありませんでした。

某大手通信教育の会社も周りの評判が良かったのでやっていた時期もあるのですが、

✔ エデュトイが溜まる(おもちゃ)
✔ 冊子が溜まる
✔ 親がつきっ切りにならないといけない

ということもあり、毎月届く大量の教材にちょっとしたストレスを感じていて(個人の感想です)

他の教材を色々資料請求しまくって、比較検討しておりましたが、

偶々見つけたスマイルゼミに加入し、そのまま3年続けています


👆
気になる人は資料請求をどうぞ。

でも、今だと某大手も小学講座でタブレットも出してますし、通信教育という面では後発になるので認知度も市場シェアもやっぱり進研ゼミ(あ...)に軍配があがってますよね。

これからどれだけ進研ゼミから受講者を奪えるかというところですが、今の時点の数字や今後の具体的な指針等はIRに問い合わせましたが教えていただけなかったのでわからないのです。

私個人の考えだと、去年の12月からスマイルゼミが幼児向け通信講座を始めたんですけど、これはかなり大きいと思います。
青田買いじゃないですけど、今までこどもちゃれんじプチからそのまま進研ゼミに流れていってた層を一気に奪える可能性も秘めてると思うんです。

進研ゼミに比べると知名度もアレなのでまだまだこれから伸びていくところだとは思うのですが、
幼児からタブレット教材で学習する選択肢が出来てそのまま同じタブレットを使って小学校、中学校と上がっていくこともあると思います。

実は我が家は

スマイルゼミに1学年飛び級して受講してます。

これには深い理由があって、当時は幼児向けタブレット通信教育がなかったんです。

苦渋の決断の上の飛び級です。

その時丁度、小学校講座のプレで小学校準備講座が始まったところだったので
年中で小学校入学準備講座から入り、
年長で小1、小1で小2の講座を…というようにやっています。

どうしてもタブレットがいい!っていう人以外はこんな使い方してる人殆どいないと思うのですが、私はタブレット教材を使いたかったので試してみて本人の希望もありそのまま使用することに。



飛び級して感じたメリット

今は幼児向け講座が出来ているのであえて今から飛び級して受講させることもないと思いますが、

実際に飛び級してみて感じた感想としては小学校入学前に一年かけて小1の国語と算数を勉強出来るので授業についていけなくて小学校低学年から勉強につまづくリスクがかなり減った気がします。

スマイルゼミは漢検も無料で年1回受けれますから、良い機会ですし毎年申し込んでいますし、それとは別に算数検定も4月に受けています。

そんな10級とか何のために取らせるの?意味ないじゃん。...という意見もあると思いますが、そういうんじゃないんですよね。

小1の範囲を小1の4月に受けるイメージでやっていて、おうち学習をしていると、学校のテスト以外の試験を受けることもないので、試験慣れせず中々本番で実力が出せないことがあります。
私がそうでしたから。

普段から塾である程度プレッシャーのかかる中、実力を発揮する訓練を積んできた人たちがやっぱり本番でも強いと思いますので、
もちろん親子で試験対策して合格を目指して頑張りますが、

そもそも「会場に行って試験を受ける」という経験を積ませたいので、ベストを尽くしてやっていたなら私も主人も合否については気にしていません

まだ学校で習う前の範囲を受けるので子供が苦手なところは学校の授業で教えてくれますし。

飛び級受講のデメリット

専門家から言わせると色々あるかもしれませんが、

私が1番デメリットに感じてることは

新しい単元に進む際、親がフォローしてあげる必要があることです。

え?当たり前?

スマイルゼミもそうですが、こういったタブレット教材を使うメリットとして子供だけで先にどんどん学習を進めてくれるということを期待しているご家庭も少なからずあると思うんですが(私がそうだった)

やはり、学校ではまだ習っていないことなので家庭教師のように子供がつまづいたら一緒に教材を使いながら説明してあげる必要があります。

練習問題や復習なんかはやり方さえ分かったら勝手にどんどん進めてくれるのですが、新しい単元に入る時はフォローが必要だと思いました。

それでも紙べースの教材よりは随分と楽です。

親が丸つけする必要がないですから。

なので忙しくてフォローの時間が取れない場合は飛び級受講はお勧めしません

スマイルゼミについて熱く語りましたが、

結局何が言いたいかというと、

3年前にあれほど調べてスマイルゼミに入ったときに一緒にジャストシステムの株を買ってたら

今頃5倍くらいになってたのに何で買わなかったんだ

ということです。(まとめが雑過ぎるし、全然そういう事じゃない。)


 

銘柄について調べてみよう

これだけ読んだ人はまるでジャストシステムがスマイルゼミ一本でやっている会社だと誤解してしまうのでここはビシッと...するつもりで。つもりです。

四季報をチェック

概要

決算3月
設立1981.6
上場1997.10
特色ワープロ一太郎や法人業務システムなど展開。通信教育事業に注力中。キーエンスと資本提携
連結事業個人向けソフトウェア66、法人向けソフトウェア34 <19・3>
業種コード5250
業種名情報・通信業
解説記事【連続最高益】法人向けソリューション提供は、自治体などIT投資増が追い風。関連ソフトの導入進む。個人向けの『ATOK』などソフトや小中学生向け通信教育は受講者増で好調。開発費、人件費増加をこなし営業益続伸。最高純益更新。連続増配。
【小学校】プログラミングや英語教育において、自社の学習支援統合ソフトの活用方法を積極支援。動画提供で市場深耕狙う。
元々ワープロ一太郎や法人業務を展開してる会社で通信教育事業にも注力中ですって。
うんうん、スマイルゼミ以外も色々やってるし。

ジャストシステムはソフトウェア関連事業の単一セグメントですが、個人向け・法人向けに分類すると今期(2020年3月期)の1Qでは個人向けの売上高は54.52憶円(前年同比22%増)法人向けの売上高は40.02憶円(前年同比78.3%増)となっていて、法人向けの売り上げの伸びがえげつないと思ったら、自治体の需要を取っていた!...ぐらいで具体的な細かい部分の内訳が全く出てないんです。

とりあえず中身が分からなさ過ぎて開示読みながら「もうジャストシステムにするんやめよかな。」って本気で思いました。

IRに電話してみました

なにか教えてくれるかもしれないと思って聞いてきました。
参考になるかわかりませんが一部質問の内容を紹介します。
メモを取りながら聞いていましたが、私の理解不足で誤認していることや聞き間違いもあると思います。内容に一切の責任は負えません。

質問1 事業内容の内訳でお聞きしたのですが、個人向けソフトウェア66% 法人向けソフトウェア34% とありますが具体的な事業の中身の内訳と各売上高利益率を教えていただけますか?

回答 1Qの決算がでてますのでそちらをお伝えいたしますか?
個人向け・法人向けに分類すると個人向けの売上高は54.52憶円(前年同比22%増)法人向けの売上高は40.02憶円(前年同比78.3%増)になります。当社はソフトウェア関連の単一セグメントになっておりますのでこれ以上の開示はしていません。
個人向けソフトウェア部門の通信教育ってどれくらいの割合を占めてるのか聞きたかった… 通信教育に注力中って利益率はどれくらいなの?毎月課金されるストックビジネスじゃない。タブレット代も高いし、こんなの言い値だから相当儲けてるんじゃないの?って思って色々聞いてみたけど具体的なことは何も聞けなかった。

質問2 去年から始まった幼児向けの講座の進捗状況はどうですか?市場シェアはどれくらいですか?

回答 市場シェアについてはお伝え出来かねますが、今の時点で順調に推移していますが、まだまだなのでこれからだと思っています。
進研ゼミの話を引き合いに出して色々聞いては見たものの、具体的なことは何も聞けなかった。

質問3 小学校のシェア85%とありましたが、これはなんのことですか?ストックビジネスになりますか?売り切りですか?

回答 昔から公立の学校にジャストスマイルをいう学習・事業支援ソフトを販売しております。こちらが市場シェア85%を占めています。
(公立の学校なんて一回購入したら古いソフトをそのまま使ったりしてませんか?)売り切りにはなりますが、学習指導要綱の大幅な変更やPCの入れ替えなどの時に新しいソフトを販売しています。各自治体の教育委員会ベースになりますが、2020年に指導要綱が大幅な改正をされたので、そちらで需要もかなりあります。 デジタル教材も一人一台の時代になっていくのでは?←具体的な言い回しを覚えていないのですが、大体こんな風に私は認識しました。

質問4 自治体におけるICT環境の整備やパソコンの更新における需要の拡大とありますが、これは一過性ものになりますか?今後の展望を教えてください。

回答 特需だとは考えておりません
自治体以外にも社会全体の整備がまだまだ整っておりませんので継続的に伸びていくものだと考えております。
当社は通期の会社予想を出していませんが、会社全体の目標として連続最高益を目指しております


以上、IRに問い合わせましたが、

私は業績をフォローしつつ全体相場の暴落につられて安いと思える水準まで落ちてくるとしたら買いを検討します。
基本的に業績絶好調で割高な企業はそういうタイミングでしか買えないと考えているので。←受け売り

余談 IRから細かな内訳が聞きたくて昔は事業ごとの内訳出してましたよね?気になるなー。という話もしたんですけど、
2011年は内訳出してるのに2012年なんてソフトウェア関連等100 に変わってる( ;∀;) なんでや...


投資判断は自己責任でお願いします。


最後までご覧いただきありがとうございました!

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